2018年7月8日日曜日

『数学ガール ポアンカレ予想』を読んだ



数学ガール ポアンカレ予想とメッセージ

6年ぶりの新作!


数学ガール/ポアンカレ予想 (「数学ガール」シリーズ6)
結城 浩
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楽しく読ませていただきました!

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数学ガール シリーズとは

Wikipediaから引用。

『数学ガール』(すうがくガール)は、結城浩による、数学を題材にした小説の書名であり、その後のシリーズ名でもある。

2007年に第1作『数学ガール』

が刊行され、その後、下記のシリーズ作品が刊行された。

2008年に第2作『フェルマーの最終定理』、
2009年に第3作『ゲーデルの不完全性定理』、
2011年に第4作『乱択アルゴリズム』、
2012年に第5作『ガロア理論』
2018年に第6作『ポアンカレ予想』

2010年12月時点でシリーズ累計10万部。2014年3月には日本数学会から日本数学会賞出版賞が贈られた

via 数学ガール - Wikipedia

主人公の高校生『僕』が、クラスメイトや後輩の女の子たちと数学の世界を旅していく小説。

数学好きの私としては、初回作から楽しませてもらっています。

雑感

どんどん私自身の数学力が低下する中、数式についていくのが難しくなってきていますが(;´Д`A ```

今回は、一番主人公に感情移入した気がします。


受験を目の前に、得意な数学で些細なミスをしてしまったときの、「しまった感」といったら

「ああ、『僕』も人間なんだ」 と(笑


私は高校時代こそ進学校にいたのですが、大学受験という戦争には突入しなかったため

そういう意味では、その感情に移入したわけではないのですが

得意なことについてミスしたときの、その焦燥感とか、周りと比べて感じる劣等感とか

そういうのが、なんとなく私の現状と重なる気がしました……。


第5章くらいまでは、ちょこちょこ読み進めていたのですが、第6章以降は一気読みでしたね。


そして、相変わらずミルカさんの超人ぶり。

安定のテトラちゃんの可愛さと、鋭さ。


ほっこりしました、久しぶりに。


ポアンカレ予想については

コーヒーカップとドーナツが同じ、ってのは知識としてありましたが、それ以上はさっぱり知りませんでした。

概要は分かった気がします。


あと、球面幾何学。面白いね。なじみ深い地球と地図。大円。

分かりやすく説明してくれていたと思います。

おわりに

1作目から読み直したくなりました。

↑なかなか割ける時間が無いのが実態(;´▽`A``


2007年の初回作の時点で主人公は高校2年生で、2018年の今作で大学受験直前。

こっちは11年も年取ってるわー。と歳月も感じてしまいました。


18歳で高校卒業でしょ。

数学ガールに出会ったのが、26歳。

今、37歳でしょ。

そりゃ、数式追い切れないよ(*゜▽゜*)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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