2017年9月3日日曜日

『社内報担当1年生が読む本』を読んだ。広報のコト・重要性が分かりやすく書かれていた



『社内報担当1年生が読む本』という本を読みました。


社内報担当1年生が読む本

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『社内報』について書かれた本ですが、そもそもの『広報』のコトが、この本のおかげでよく分かりました。

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読んだキッカケ

まさに『社内報』に絡む業務に携わるコトになったからです。


少し詳しく言うと

社内報担当自体は、いわゆる広報部の中にいるのです。

しかし、広報部だけでは会社内の幅広い業務について伝えきれないため、広報部の外に『特派員』という名目でネタ・記事集めをする役割を持ったスタッフを設けて、より内容に厚みのある記事づくりをしています。

その『特派員』の1人に、私がなるコトになったのです。

任期は1年。

そのために、まずはこの本を。というコトで読みました。

広報とは。社内報とは

私の広報のイメージは、完全に『社外向け発信』だったのですが、社内報のような『社内向け』もあるのだと、初めて認識しました。

社内報自体は、ずっと見ていたのですが、意識しないと気付かないものですね。

広く報(しら)せる

字の如くです。

商品だったり、サービスだったり、報せないと周りは分からないですね。報せることでそのものの価値を認識してもらったり、正しく理解してもらったりするわけです。

そして、報せる先は、社外だけでなく社内も含まれる。というコト。

社内でも、他部署のコトは分からない。なんてコトもよくありますよね。

社内向け広報の意味

では、なぜ社内にも広報活動が必要か。

この本には5つのポイントが書かれていました。

  1. 経営理念・経営方針の周知
  2. コミュニケーションの活性化
  3. 情報の共有
  4. 企業文化の継承と醸成
  5. 社内の一体感をつくる

これらは全て、会社が抱える問題・課題を解決するためのものです。

5項目とも仮に『出来ていない』と想像すると、絶対にその会社はロスしまくっているでしょう。

社内向け広報とは、こういう役割があるのだと知りました。

キーワード

「伝える」と「伝わる」

何にでも当てはまりますが、コミュニケーションは2者以上がいて成り立ちます。

よくあるのが「あの時ちゃんと言ったよね!?」とか、「メール残っているでしょ」とか、伝える側が伝えた気になって、実は伝わっていないというミスコミュニケーションです。

意識すべきは『この内容で伝わるのかどうか』。

特に広報においては、その会社や部署の代表として、後にも残る形で情報を発信することがほとんどです。

ここでしくじると致命的。

逆に、ここでうまく伝えて、正しく伝われば、その会社なり部署なりは伸びていくわけですね。

できあがるまでのプロセス

これは社内報に限らず、一般的な書籍なども同じなのではないでしょうか。

  • 企画
  • 編集会議
  • ラフ作成
  • 素材集め
  • 制作依頼(入稿)
  • チェック(校正)
  • 校了
  • 印刷・製本
  • 完成!

私は今回、前述の通り社内報メイン担当ではなく、『特派員』のため、途中に出てくる制作依頼を受け、入稿するのが役割なのですが、その記事の制作においても、規模は小さいものの企画~校正まではやるコトになります。

こうやって、前後を知るのも大事ですね。

おわりに

今回、所属している会社の社内報に携わるコトになって、初めて知った広報の役割。

これって、他の仕事にも通じるものがあると思いました。

そして、どんな仕事にも、規模はともあれ、広報活動の重要性は非常に高いものだと、認識しました。
広報担当の方、尊敬します!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


↓コチラもどうぞ
>>気付いた。ブログとは自分広報であると | A's Thought web-Log(ATL)


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