2013年5月6日月曜日

「二律背反」の選択こそ、人生においてある意味究極の仕事なのかもしれない



私は経営とは「矛盾を解消することであり、同時に矛盾を意図的に創造すること」だと思っている。

 長期の視野で事業を創りつつ、短期の利益も確保する必要がある(長期と短気のトレードオフ)。また、顧客のためと考えれば惜しみなくリソースを投入すべきだが、効率性や利益を無視していたら事業は続かない(有効性と効率性のトレードオフ)。加えて、部下個人を尊重しつつも、グループ全体のことも考えなければいけない(個と全体のトレードオフ)。

 このように、経営では常に、あちらを立てればこちらが立たずというトレードオフ(二律背反)の状況に置かれている。このトレードオフを意図的に創造し、またそれを解決することで企業や組織、そして個人は成長していく。

via 「報・連・相(ほうれんそう)」でいい思いをした人などいない:日経ビジネスオンライン

この記事は、「上司という役割の存在価値をあらためて振り返る」というテーマで書かれている記事だが、この引用部分に限っては、仕事の上司に限らず、自らの人生をマネージメントしていくにあたって重要なコトだなと思った。

きっと「いい上司」「いい管理職」になれる人は、プライベートでも「いい夫・妻」だったり「いい父・母」なんじゃないかなぁと。

いろいろな人生の分かれ道がある中で、配偶者や子ども達のコトをちゃんと考えて選択する。「人生は選択の連続」ってよく言うし。


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