2017年8月23日水曜日

9プリンシプルズという本を読んだ。生き抜く上でむち打ちにならないために必要なことだった



9プリンシプルズという本を読んだ。
会社の同僚、そして人生の先輩の勧めで。

9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために (早川書房)
早川書房 (2017-07-15)
売り上げランキング: 105

感想もだが、私が本書を読む上で感じた注意事項も記しておこうと思う。

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内容

9プリンシプルズ----つまり『9つの原理・原則』について書かれている。

サブタイトルの『加速する未来で勝ち残るために 』にあるように、非常にスピーディに変化している現代を生き延びるために、心に留めておいた方がよいコトだ。

ちなみに、原題は『Whiplash: How to Survive Our Faster Future』で、冒頭のWhiplashとは、日本語ではむち打ち症である。

むち打ちになるくらいのスピードでこの社会は動いているというコトだ。


本書の最後に、割と強めに「転載はダメ」と書かれているので、その9つの項目の紹介も控えておく。

以降、念のため引用も控えておく。

なんと、Amazonにも書かれていない!

注意事項

内容が難解

とにかく難しい。

非常に多くの、専門的な、かつ普段の生活では触れないようなカテゴリーの事例を挙げながら、9プリンシプルズについて説明されている。

もうちょっと簡易な例はなかったのか、と思う。
とはいえ、9プリンシプルズを理解する、または理解させるには必要であったのだろうとも、読み終わって思う。

日本語が不自然

原著は英語であり、本書はその邦訳版だ。

表現やその文法的な面で、英語要素がふんだんに感じられる。

それゆえ、日本語としては幾分か不自然に感じるところが多々あった。

ただ、訳者が悪いというコトではないと思う。この内容を伝えるには、下手に日本語にマッチさせすぎると、内容が歪む可能性があるため、こうならざるを得ないのだと思った。

内容が難解なのとの相乗効果で、私は本書を読み進めるのに時間がかかった。

感想

読んでよかった。

今後の人生を考える上で、重大なヒントになりうると思ったし。

なにより、好きなコトで生きていこうと思ったら、この時代に対する対応能力の重要度がいかに高いかというコトを認識できた。

おわりに

稚拙な紹介で著者から怒られないかと心配になるが、それでも少しでも興味を持った方は、ぜひ最後まで読んでいただきたい。
根気が要るかもしれない。しかし、それだけの価値がある本だった。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


追記(2017/9/24)
関連セミナーを受講しました。
>>『MITメディアラボ所長・伊藤穣一の“9 Principles”に学ぶ』というセミナーを受けてきた


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